エアロバイクの消費カロリーがすごい!表示は正確なの?気になる計算方法もご紹介

ジムの定番でもあるエアロバイクは、自宅時間が増加した昨今で「運動不足を解消できる」と人気が出てきています。

 

実際、ペダルを漕ぐだけで有酸素運動が可能なため、手軽に効率よくトレーニングができるのです。

 

そこで気になるのが、エアロバイクを使用した時の消費カロリーについてだといえます。

 

運動不足解消もそうですが、体のたるみを改善させたいと思っている人も多いです。

 

エアロバイクは消費カロリーがすごい、と考えられていますが現実的にどのくらい消費するのかについて、お伝えしていくので、参考にしてみてください。

 

エアロバイクの消費カロリー目安

 

基本的にエアロバイクには、安全のため連続使用時間が決められていることがほとんどで1回のトレーニングは30分が目安となっています。

 

そのため、30分のうちどんな負荷をかけるのかによって消費カロリーも変わってくるのです。

 

また、性別ともともとの体重によっても消費されるカロリーは違うんです。

 

運動の強度は「METs」という単位で表現され、1が安静値として数字が大きくなればなるだけ筋肉に与える負荷も多いものになります。

 

METsについては、下記の記事のサイトで詳しく紹介されてましたので、参考までに

メッツ(METs)は運動強度の単位で、安静にして座っている状態(その状態でも呼吸をしたり、姿勢を維持したりと運動をしているのです)を1METとして、いろいろな運動がその何倍の強さであるかを表します。

引用元(運動療法①~自分が行う運動の強さと量を知ろう~)

軽いダイエットの場合

ちょっと、運動する習慣をつけたい、ダイエットの補助的な目的でエアロバイクを使用する際は、さほどキツくはないけどそこそこ体力が必要になる運動量の場合、5METs程度の強度が必要です。

 

30分間この強度でフィットネスバイクを漕ぎ続けると、以下のようになります。

  • 体重40㎏台:約80㎉~100㎉
  • 体重50㎏台:約95㎉~130㎉
  • 体重60㎏台:約110㎉~150㎉
  • 体重70㎏台:約130㎉~180㎉

 

体重が重い方が当然消費されるカロリーも多くなりますが、もともと細身の人でも十分にカロリー消費ができるので体を引き締めたい人は軽い強度のトレーニングでもしっかり効果を感じられるでしょう。

 

もう少しだけカロリー消費を増やしたい場合はプラス0.8~1METsほど強度を上げてみてください。

 

全然楽!よりも「ちょっとキツいな」と感じて、じんわりと汗がでてくるくらいがちょうどよいです。

 

しっかりトレーニングの場合

もともとの体力を向上させたい!持久力をアップさせたい!という人の場合は、ダイエットなどの軽い運動では負荷が低すぎます。

 

そのため、大体7~8METs程度の強度が必要です。

 

それくらいの強度の場合、10分続けていると「キツいな」と感じられて、30分が終了した際には、筋肉が重たく負荷がかかったことを感じられるでしょう。

 

カロリー消費は、以下のようになります。

  • 体重40㎏台:約150㎉
  • 体重50㎏台:約200㎉
  • 体重60㎏台:約250㎉
  • 体重70㎏台:約300㎉

 

ここまでの消費カロリーともなれば、非常に体への影響力もあるといえるのです。

 

1日30分でも効果は発揮されますが、1日3回することでより一層トレーニング効果は得られます。

 

30分を目安にすることで、継続してもそこまで苦にならない運動トレーニングができることが魅力です。

 

エアロバイクのカロリー表示は正しいの?計算方法について

エアロバイクの多くは、脈拍数・距離・現在の消費カロリーがデジタル表示されています。

 

自分ではすごくキツいと思うトレーニングをこなしても、表示されている消費カロリーは全然増えてないんですけど…ということはよくある話です。

 

なぜ、体感と表示される消費カロリーに温度差があるのかをご説明します。

 

ペダルの回転数で計算されている

エアロバイクに表示されている消費カロリーは、基本的にペダルの回転数を計算して導き出されています。

 

そのため、高い負荷をかけている状態だと、ゆっくりと動かしてトレーニングしている人は全然消費カロリーは加算されませんが、低い負荷でも高速でペダルを回転させると消費カロリーが多くなるのです。

 

信用しない、というよりもある程度の目安として確認しておくことがとっても重要になります。

 

エアロバイクの消費カロリーをある程度計算する方法

本来なら、エアロバイクに表示されている消費カロリーを信用したいものですが、どうしてもエアロバイクの種類やそのときかけていた負荷によってもだいぶ違うのです。

 

そのため、きちんと消費カロリーの目安を知るためには計算方法を理解しておくことが大切です。

 

計算式はそこまで難しくなく「1.05×(METsの強度)×漕いだ時間×体重(kg)」となります。

 

エアロバイクで消費カロリーを増やす方法

映画を観ながらでもできる運動なのに、消費カロリーが多いことが特徴的な運動器具のエアロバイクですが、より消費カロリーを増やすために何かできることはないか?と考える人は多いです。

 

そこで、小さなコツではありますが消費カロリーを増やせる方法をご紹介していきます。

 

正しい姿勢を心掛ける

姿勢とカロリーは関係性がないと思われがちですが、姿勢を正して体幹を固めた状態でエアロバイクを漕ぐと、体を支えようとかなりおなかに力が入ります。

 

まるで腹筋をしながらエアロバイクに乗っているような感覚になるので、より効率的に消費カロリーが増えます。

MEMO
1→サドルの後方に座る
2→胸を張り、背筋を伸ばして骨盤をしっかりと立てる
3→おなかに力が入っているか確認しつつハンドルをつかむ

 

こうすることによって、常に姿勢が美しく腹筋しながら足腰を鍛えているのと同等の負荷がかかるため、非常に消費カロリーに影響を与えます。

 

猫背で持たれるような体制でエアロバイクを行っても、効果が軽減するので注意しましょう。

 

頻度は週3日程度でOK

消費カロリーを増やすためには毎日継続してエアロバイクに乗ることが望ましいと思っている人もたくさんいます。

 

しかし筋肉は常時使い続けていると逆に脂肪燃焼率や代謝が低くなり、痩せにくい体になるので、適度に筋肉を休み、1日置きくらいにトレーニングすることが望ましいです。

 

まとめ~エアロバイクで理想の体を作る努力をしよう

ダイエット目的でも、トレーニング目的でも日々の運動をエアロバイクで行う時は、30分を目安に行いましょう。

 

30分間でどれだけ負荷の高いトレーニングができるのかが重要です。

 

実際に乗っている時の姿勢も重要なポイントになるので、効率的に消費カロリーを増やしながらエアロバイクを楽しんでください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です