年末が近づくと用意したくなる「鏡餅」。
お正月の飾りとして欠かせない存在ですが、「どこで売っているのか分からない」「買うタイミングが難しい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本物の餅で作られたものから、保存がきくパック入りタイプまで種類はさまざま。この記事では、鏡餅を販売している店舗や価格帯、購入時期の目安などをわかりやすく解説します。
鏡餅とは
鏡餅とは、主に正月の期間に神棚や玄関などに飾られる伝統的なお餅の飾りです。
丸い形のお餅を2段に重ねて橙(だいだい)を乗せた形が一般的で、「円満」「代々(橙)の繁栄」といった意味が込められています。
昔は手作りの生餅が主流でしたが、近年では真空パックされたプラスチックケース入りの鏡餅が主流となっており、常温保存できる手軽さから家庭やオフィスでも広く使われています。
鏡開きにはこの鏡餅を割って、雑煮やぜんざいなどに調理していただきます。
販売チャネル別 入手しやすさと価格の目安
販売チャネル | 入手しやすさ | 価格の目安(税込) |
---|---|---|
ネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!など) | ◎ | 300円〜2,000円前後 サイズや装飾で価格差あり |
スーパー(イオン、西友、ライフ、イトーヨーカドー、オーケーなど) | ◎ | 約300〜800円 小サイズは安価、大型は高め |
ドラッグストア(ウエルシア、マツキヨ、スギ薬局など) | ◯ | 約300〜700円 季節限定コーナーに陳列 |
業務スーパー | △ | 一部店舗で取扱あり 約400円前後 |
カルディ・成城石井・輸入食品店 | △ | 取扱はまれ 高級タイプが並ぶことも |
ディスカウントストア(ドンキホーテ、トライアル、ロヂャースなど) | ◯ | 約250〜600円 安価な大量陳列が多い |
ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど) | ◯ | 約300〜1,000円 正月用品コーナーに多数 |
家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど) | △ | ネット販売中心 約400〜700円 |
コンビニ(セブン、ファミマ、ローソンなど) | △ | 年末期間限定でミニ鏡餅を販売 約300円前後 |
ネット通販
ネット通販では、10月頃から多くのショップで鏡餅の販売がスタートします。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどでは、サイズ・形・装飾の異なる鏡餅が数多く揃っており、地方の有名餅メーカーの商品も取り寄せ可能です。
300円程度のミニサイズから、神棚用の立派な鏡餅まで幅広く、12月中旬までに購入すれば希望の商品が手に入りやすくなります。
大量注文や法人向けの対応もしているショップが多いため、オフィス用などにもおすすめです。
スーパー
スーパーはもっとも一般的な購入先です。
イオン、イトーヨーカドー、西友、ライフ、オーケーなどでは、12月初旬から特設コーナーが設置され、大小さまざまな鏡餅が並びます。
価格は300円台から1,000円程度が主流で、家族構成や設置場所に応じたサイズ選びが可能です。
12月下旬になると人気サイズは売り切れることがあるため、早めの購入をおすすめします。
ドラッグストア
ウエルシア、スギ薬局、マツモトキヨシなどのドラッグストアでも、年末シーズンには食品・季節商品コーナーに鏡餅が並びます。
取り扱い種類は少ないものの、小ぶりな鏡餅が中心で、価格は300〜700円前後。
手軽に購入できる穴場的存在です。
業務スーパー
業務スーパーでは地域や店舗によって取り扱いが異なりますが、プライベートブランドや国産メーカーの鏡餅が並ぶことがあります。
価格帯は比較的抑えめで、500円以内の商品が多く、複数買いにも適しています。
在庫が多くないため、販売開始時期を見逃さないよう注意が必要です。
カルディ・成城石井・輸入食品店
カルディや成城石井といった輸入・高級食品を扱う店舗では、装飾やパッケージにこだわったミニ鏡餅を見かけることがあります。
取り扱いは稀で、販売される場合も数量限定となるため、確実に欲しい方は事前に店舗へ問い合わせてみましょう。
ディスカウントストア
ドンキホーテ、ロヂャース、トライアルなどでは、年末になると特設の正月コーナーが設置され、大量の鏡餅が並ぶことが多いです。
価格は300〜600円程度で、他店より安価に設定されている傾向があります。
特売やまとめ買いに向いており、急ぎで必要なときにも便利です。
ホームセンター
カインズ、コーナン、DCMなどのホームセンターでは、12月になると正月飾りの特設コーナーに鏡餅が並び始めます。
屋外にも飾れる大型サイズや、玄関用の装飾付き鏡餅など、種類も豊富です。
価格は300円台から1,000円を超える本格的な商品まで選べるため、用途に応じて選べる点が魅力です。
家電量販店
ヨドバシやビックカメラなどの家電量販店では、オンラインショップで鏡餅の取り扱いがあります。
家電と一緒に購入したり、ポイントを活用できるため、ネットでのまとめ買いに便利です。
実店舗での販売はほとんどありませんが、年末が近づくと一部の食品売り場で取り扱いがあることもあります。
コンビニ
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニでは、12月中旬からレジ横や季節商品の棚に小型の鏡餅が登場することがあります。
数量は限定的で、種類も少なめですが、急ぎで用意したいときやちょっとした飾りにはぴったり。
価格は300円前後が中心です。
Q&A よくある質問
- Q 鏡餅はいつから販売されますか?
- A 一般的に11月下旬〜12月初旬から販売が始まり、年末が近づくと種類が増えます。
- Q 鏡餅はいつ買うのがベストですか?
- A 種類が豊富に揃う12月中旬頃がおすすめです。年末になると売り切れるサイズもあるため、早めの準備が安心です。
- Q 本物のお餅タイプとプラ餅の違いは?
- A 本物の餅はそのまま食べられますが、カビや乾燥に注意が必要です。プラスチック製の飾り餅は飾り用で、見た目重視の商品になります。
まとめ
鏡餅は年末年始の縁起物として、多くの家庭や店舗で用意される伝統的なお正月飾りです。
ネット通販やスーパーでは種類豊富に選べるほか、ディスカウント店やホームセンター、コンビニなどでも手軽に購入できます。
購入のタイミングを逃さないためには、12月中旬頃までに用意しておくのが理想的。
飾る場所や目的に合ったサイズやデザインの鏡餅を選んで、気持ちよく新年を迎えましょう。