マテ貝(マテガイ)は、細長い筒状のユニークな二枚貝で、砂からポコッと飛び出す動きがかわいらしい潮干狩りの人気者。
食感はしっとり柔らかく、磯の香りがしっかりと感じられるうま味の濃い貝です。酒蒸しやバター焼き、アヒージョなど調理しやすく、料理の幅が広いのも魅力。
「スーパーで買える?」「通販は?」などの疑問に応えるべく、販売チャネルごとに詳しくまとめました。
マテ貝とは?
マテ貝は潮干狩りの対象として馴染み深い貝で、殻長は5~10cm程度と小ぶり。独特の形状が馬手差し(マテザシ)のようだったことが名前の由来とされます。
味にクセがなく、ふんわりとした食感と旨味があり、手軽に楽しめる一品。旬は春から初夏にかけてで、この時期の鮮度が味を大きく左右します。
近年、一部地域では漁獲量の減少も報告されており、入手する際は旬や供給時期にも注目したい食材です。
スーパーに売ってる?
西日本(瀬戸内海沿岸や九州など)のスーパーでは、鮮魚コーナーで旬の春〜初夏に生のマテ貝が並ぶことがあります。価格は100gあたり500円前後のことが多く、100g〜200g程度のパックが一般的。
関東地方では流通量が少なめで、見かけたらラッキーな出会いになります。地元の海産品フェア開催時には、取扱いが増える傾向です。
コンビニに売ってる?
コンビニでマテ貝そのものを扱うことはまずありません。
ただし、唐突に「マテ貝入りの冷凍惣菜」や「アヒージョ缶詰」として加工品に用いられる可能性はゼロではありません。普段買うチャネルとしては期待値は低めです。
業務スーパーに売ってる?
業務スーパーではマテ貝単体はほぼ販売されませんが、冷凍シーフードミックスや鮮魚パックに含まれている可能性があります。
飲食店でまとめて仕入れたい場合は、店員さんに相談してみると卸しルートを聞けるかもしれません。
コストコに売ってる?
コストコではマテ貝単体の商品は珍しいですが、海鮮ミックスセットにごく稀に含まれることがあります。
量が多くなりますが、パーティーや大人数での利用にはお得。旬の時期に限定入荷される可能性もあるため、定期的なチェックが有効です。
カルディに売ってる?
カルディではマテ貝を扱うことはまずありません。
ただしイタリアン食材との相性も良く、マテ貝の旨味を活かした加工品(アヒージョの素など)がたまに見つかることがあります。料理に活かしたい方はチェックを。
成城石井に売ってる?
成城石井でもマテ貝の取り扱いは基本的にありませんが、珍味や輸入冷凍貝として加工されたものが並ぶこともあります。高品質な加工品として探せば出会えるかもしれません。
デパ地下・百貨店に売ってる?
大手百貨店のデパ地下では、物産展や旬のフェアに合わせてマテ貝が販売されることがあります。
加工済みの煮貝や瓶詰め商品、ギフトパックなどとして扱われるケースが多く、ギフトにも最適です。
ディスカウントストアに売ってる?
ドン・キホーテ等のディスカウントストアでもマテ貝は単体販売されることは少ないですが、海鮮ミックスや珍味セットの材料として含まれるケースがあります。価格重視派には注目のチャネルです。
ドラッグストアに売ってる?
ドラッグストアでマテ貝を扱うことはほぼありません。ただし、健康食品としてマテ貝由来成分がサプリとして使われることはあります。
ホームセンターに売ってる?
食品カテゴリではマテ貝の取り扱いは見かけませんが、貝殻をクラフト資材として扱う店舗もあります。潮干狩り道具がある場合は、採取用のセットも販売されています。
雑貨店に売ってる?
雑貨店ではマテ貝そのものではなく、殻をクリエイティブに加工したアクセサリー材料やインテリア雑貨として見つかることがあります。潮干狩り文化を感じる素材として注目です。
専門店に売ってる?
九州・瀬戸内海沿岸の漁港や漁協直売所、鮮魚専門店では活マテ貝や旬の生マテ貝が手に入ります。地元で採れた新鮮なものを求めるなら、現地の直売所や季節限定の直売会が便利です。
ショッピングモールに売ってる?
ショッピングモール内のスーパー鮮魚コーナーや期間限定フェアで、旬の時期にマテ貝が並ぶことがあります。複数の店舗をまとめて見られる利便性が魅力です。
通販に売ってる?
通販はマテ貝を確実に入手する最も便利な手段です。楽天市場やAmazonには、瀬戸内産・香川産マテ貝(250g前後:約3,250円)などが扱われており、ふるさと納税対象商品としても登場しています。
産地直送ショップ(有明海・周防大島・熊本など)でも活マテ貝や冷凍マテ貝が注文可能で、料理に合わせた送料・発送方法を選ぶことができます。
種類や扱いやすさ、価格で選ぶなら通販がいちばんです。
販売チャネル比較表
チャネル | 入手しやすさ | 主な店舗例 | 特徴 |
---|---|---|---|
スーパー | ★★★☆☆ | 瀬戸内沿岸・西日本のスーパー | 旬時期に生鮮マテ貝あり |
コンビニ | ★☆☆☆☆ | 全国各店 | 加工惣菜でたまに使用 |
業務スーパー | ★★☆☆☆ | 全国チェーン | シーフードセットに含まれる可能性 |
コストコ | ★★★☆☆ | 一部店舗 | セット品で大量入手可能 |
カルディ | ★☆☆☆☆ | 全国チェーン | 加工品が中心 |
成城石井 | ★☆☆☆☆ | 都市部店舗 | 品質高めの加工品あり |
デパ地下 | ★★★☆☆ | 百貨店売場 | ギフト向け商品あり |
ディスカウント | ★★☆☆☆ | ドン・キホーテ等 | セット品でお買い得 |
専門店 | ★★★★☆ | 漁協直売・鮮魚店 | 鮮度高・地元旬品あり |
ショッピングモール | ★★★☆☆ | イオンモール等 | フェア時にまとまって探せる |
通販 | ★★★★★ | 楽天・産直通販等 | 種類豊富で目的に応じ選べる |
※情報は執筆時点のものです。取り扱いや価格は地域・時期により変動の可能性があります。
通販での選び方
- 鮮度重視 → 活マテ貝の産直直送
- 気軽に少量 → 冷凍250–500gパック
- 料理用途に応じて → 煮貝・バター焼き用に対応
- ふるさと納税活用 → ふるさと納税返礼品として選ぶ手も
今ほしい人の最短ルート
- 地元で探す → 西日本のスーパーや直売所をチェック
- 確実入手 → 通販(産地直送ショップ)
- 大量・お得に → コストコや業務スーパーのセット品
価格の目安
- スーパー生鮮(100g)→ 約500円程度
- 通販(250g)→ 約3,200〜5,000円
- ふるさと納税(1kg返礼)→ 約10,000〜20,000円相当
保存方法
- 鮮魚 → 冷蔵で1〜2日以内に調理
- 冷凍 → 塩ゆで後冷凍すると美味しさ長持ち
おすすめの食べ方
- 酒蒸し → 殻が開いたら小葱やしょうがと楽しむ
- バター焼き → にんにくバター風味で風味が豊かに
- アヒージョ → オリーブオイルとともにワインのお供に
- 塩茹で → シンプルに素材の旨味が味わえる
Q&A
Q. 砂抜きは必要?
A. 多くの場合、自然に砂を吐いているので軽く水洗いすれば十分ですが、不安な場合は塩水で短時間砂抜きがおすすめです。
Q. スーパーで見つけたらどうする?
A. 残量が少ないことが多いので、見つけた時に購入が吉。旬時期のチャンスは逃したくないですね。
Q. 栄養面はどう?
A. 高たんぱく・低脂質で旨味豊か。鉄分やミネラルも含まれ、健康的な海産食材として注目です。
まとめ
マテ貝は少し珍しいけれど、食べるとその魅力に驚く海の幸。
地元で見つけたいなら西日本のスーパーや直売所、確実な入手は通販、大量購入ならコストコ・業務スーパーという選び方がベストです。
旨味豊富なマテ貝で、食卓をさりげなく格上げしてみてください!