サントリーが誇るシングルモルトウイスキー「白州」。緑豊かな山々と澄んだ水に囲まれた白州蒸溜所でつくられるこのウイスキーは、爽やかでスモーキーな香りと、軽やかな口当たりが魅力です。
ただ近年、その人気の高さから「どこにも売っていない」「定価で見つからない」といった声が増えており、欲しくてもなかなか手に入らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、白州がどこで売っているのかを徹底調査。販売実績がある店舗を1つずつご紹介しつつ、確実に手に入れるための方法もお伝えします。
酒屋(やまや・カクヤスなど)
全国に展開している酒専門店「やまや」や「カクヤス」では、不定期ながら白州の入荷があるようです。店舗によっては入荷日に即完売するほどの人気ぶりですが、稀に店頭に並ぶことがあります。
やまやでは抽選販売や会員優先販売を行うこともあり、公式アプリやLINEでの情報チェックがおすすめです。カクヤスでも取り扱いがある店舗が一部存在し、電話確認や来店時の在庫チェックが有効です。
百貨店
三越伊勢丹・高島屋・大丸松坂屋などの大手百貨店では、白州の抽選販売が定期的に実施されています。特にサントリーウイスキーを扱う特設カウンターでは、12年や18年などの長期熟成品も対象になることがあります。
抽選応募は、各百貨店の公式サイトや店頭でのエントリーが必要です。カード会員限定の販売も多いため、クレジットカードの登録を済ませておくと当選確率が上がる可能性もあります。
イオン
イオングループでは、年末年始や父の日、ボーナス時期などのギフトシーズンに合わせて、白州の抽選販売が行われることがあります。
抽選応募は主に「イオンお買い物アプリ」やイオンラウンジ、ネットスーパー会員向けに実施されます。過去には白州NV(ノンビンテージ)や12年の販売実績も確認されています。
ただし、店舗により取り扱い状況は大きく異なるため、近隣店舗の酒売り場を直接チェックするのも一つの方法です。
ドン・キホーテ
ディスカウントストアのドン・キホーテでは、白州がプレミアム価格で販売されていることがあります。特に都心部の大型店舗では、白州を含むジャパニーズウイスキーコーナーが常設されている店舗も。
価格は定価(約5,500円)より高めの6,000〜9,000円ほどに設定されているケースが多いですが、タイミング次第ではミニボトルやギフトセットなどが手に入ることもあります。
「多少高くてもいいから今すぐ手に入れたい」という方には、ひとつの選択肢になります。
空港の免税店
成田空港・羽田空港・関西国際空港などの免税店では、サントリーの白州が定価もしくは免税価格で販売されていることがあります。
特に海外旅行時、事前予約で購入できる「JAPAN DUTY FREE」や「ANA DUTY FREE SHOP」では、在庫がある限り1人1本まで購入可能です。
ただし人気商品のため、在庫切れが頻発しており、出発前にオンラインでの事前予約が確実です。
白州蒸溜所
山梨県北杜市にある白州蒸溜所では、見学者向けのショップで「白州NV」や蒸溜所限定ボトルの販売があります。ここでは定価での販売が基本で、他では手に入らない限定グッズも取り扱われています。
試飲付きのツアー予約が必要な場合もあるため、公式サイトで事前にスケジュールや販売状況を確認してから訪問するのが確実です。
通販サイト
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでは、白州が数多く出品されています。定価より高めのプレミアム価格となっていることが多いですが、すぐに購入できる点が魅力です。
中には正規品かどうか心配なショップもあるため、信頼できる酒販店(リカーマウンテン公式通販やFELICITYなど)からの購入がおすすめです。レビューや販売実績も参考にしましょう。
比較表
販売チャネル | 特徴 | 価格帯の目安 |
---|---|---|
酒屋(やまや・カクヤス) | 店舗ごとの在庫差が大きく、抽選あり | 定価〜+2,000円前後 |
百貨店 | 抽選販売で定価購入の可能性あり | 定価(当選時) |
イオン | アプリ抽選で入手可能。不定期 | 定価 |
ドン・キホーテ | 即購入できるが価格は高め | 6,000〜9,000円 |
空港免税店 | 旅行者限定で定価〜割安 | 定価〜 |
白州蒸溜所 | 見学ついでに購入可能、限定品あり | 定価 |
通販サイト | 在庫豊富だがプレミア価格多め | 6,000〜10,000円 |
白州とは
「白州」は、サントリーが山梨県・南アルプスの麓で製造するシングルモルトウイスキーです。澄んだ空気と天然水、白州蒸溜所ならではの木桶発酵や直火蒸溜によって生み出されるその味は、スモーキーで軽やか。日本のみならず海外からも高く評価されています。
スタンダードな「白州NV(ノンヴィンテージ)」に加え、熟成年数別の「白州12年」「白州18年」「白州25年」なども存在し、希少性が高いため入手困難なモデルも多くあります。
Q&A
Q. コンビニでは白州は売っていませんか?
A. 一部の大型コンビニ(セブンイレブンやファミマ)では、過去にミニボトルが限定で販売されたことがありますが、現在はほとんど見かけません。
Q. 定価で白州を買うにはどうすればいいですか?
A. 百貨店やイオンの抽選販売に応募するか、白州蒸溜所・免税店などの直営ルートを利用するのが最も確実です。
Q. 白州はなぜ手に入りにくいのですか?
A. 原酒の熟成年数や供給量が限られているうえ、国内外での需要が急増したことで、出荷本数が追いつかない状況が続いています。
まとめ
白州を手に入れるためには、複数の販売チャネルを組み合わせてこまめに情報をチェックするのがポイントです。定価で買いたいなら抽選販売や蒸溜所が最適。確実性を求めるなら通販も視野に入れましょう。
一口飲めばその人気の理由がわかるはず。自分へのご褒美や、大切な方への贈り物として、ぜひ「白州」を探してみてください。