パッケージも昭和レトロな雰囲気で、一度見たら忘れられない…けれど、「これ、まずくない?」という声が意外と多いんです。
SNSや口コミサイトでは「パサパサ」「甘すぎる」「見た目が微妙」など、辛口のコメントもちらほら見かけます。
でも、その一方で「クセになる」「定番土産としてはかなり優秀」という声もあるんですよね。
果たして「博多の女」は本当にまずいのか?それとも単なる誤解?
今回はその真相を、味・見た目・口コミなど様々な角度からじっくり掘り下げてみました。
博多の女とは?
「博多の女(ひと)」は、福岡の老舗菓子メーカー「二鶴堂(にかくどう)」が製造するお土産菓子。
バームクーヘンの中に、こしあんを使った羊羹が詰まっているという、和洋折衷の一口スイーツです。
1972年(昭和47年)に誕生し、今では福岡空港・博多駅・サービスエリア・土産物店などで定番商品として並んでいます。
パッケージに描かれた着物姿の女性と「博多の女」というネーミングも相まって、ひと目見ただけで記憶に残るインパクトがあります。
ただ、この「和+洋」という構成が、好みを大きく分けるポイントでもあるようです。
「まずい」と言われる理由
ではなぜ、博多の女が「まずい」と言われてしまうのか?主な理由を以下にまとめました。
1. 食感のミスマッチ
中の羊羹がねっとり、外のバームクーヘンがふんわり…と思いきや、実際は「パサパサしている」「もさっとしている」といった声が多数。
口の中の水分を奪われる感じが苦手という人が多い印象です。
2. 甘さが強い
一口で食べられるサイズながら、ようかんの部分がかなり甘め。
その甘さにバームクーヘンが負けてしまって、「くどい」「甘すぎる」と感じる人もいます。
3. 見た目が地味
昭和レトロなパッケージや見た目は一部の人には好まれますが、
「古臭い」「地味」「美味しそうに見えない」という印象を持つ人も少なくありません。
4. 和洋折衷が中途半端?
「ようかんとバームクーヘンってそもそも合うのか?」という声も。
期待して食べたけど「なんか違う」と感じる人が、まずいと判断してしまうようです。
実際の口コミ・評価はどうなの?
一方で、「いや、むしろ美味しい!」という意見もたくさんあります。
肯定派の声
- 和菓子と洋菓子の組み合わせが新鮮でクセになる
- 意外と甘さ控えめで食べやすい
- 緑茶と合わせるとちょうどいい
- 個包装で配りやすいので会社のお土産に最適
SNSやレビューサイトでは、「クセはあるけど、他にはない味」として評価する人も多く、
「まずい」という感想は少数派にとどまっています。
否定派の声
- 正直なところ、1個で十分…
- 小豆ようかんが苦手な人には合わないと思う
- バームクーヘン部分がパサつくのが残念
こうして見ると、やはり「食感」や「甘さ」に対する好みが評価を左右しているようです。
Q&A:博多の女にまつわる気になる疑問
Q1. 博多の女って本当にまずいの?
→ 好みが分かれる味ですが、まずいと感じる人は羊羹や甘さが苦手な傾向があります。逆に甘党の人や和スイーツ好きには好評です。
Q2. どんな味?甘さが強いって本当?
→ ようかん部分はしっかり甘く、バームクーヘンの生地は少し乾いた印象。
甘さは確かに強めですが、お茶やブラックコーヒーとの相性は良好です。
Q3. 見た目が安っぽいって本当?
→ 昭和風のレトロパッケージは好みが分かれるところ。
味とは別に「見た目で損してる」という意見もあります。
Q4. お土産としてアリ?
→ 個包装で日持ちもするので配りやすく、話のネタにもなります。
万人受けはしませんが、福岡土産としては十分アリです。
まとめ:まずいかどうかは、あなたの好みによる
「博多の女はまずい?」という問いに対しての答えは、「人による」というのが正直なところです。
ようかんのねっとり感やバームクーヘンのしっとり感にギャップを感じる人もいれば、
その組み合わせがクセになるという人もいます。
甘さがしっかりあるので、緑茶やブラックコーヒーと一緒に食べるのがおすすめ。
パッケージに「昭和っぽさ」があるのも、このお菓子の個性のひとつ。
もし一度も食べたことがないなら、「まずい」と決めつける前に、
自分の舌で確かめてみるのがいちばん確実ですよ。