「フェンネル」は、地中海沿岸原産のセリ科植物で、甘く爽やかな香りとほのかな甘味が特徴。
スパイスとしての種(フェンネルシード)、ハーブとしての葉(フェンネルリーフ)、野菜としての株(フィノッキオ)と、形態によって用途も販売場所も異なります。
魚料理やカレー、ハーブティー、パン、お菓子作りまで幅広く使える万能食材です。
この記事では、実店舗&通販の入手先を人間目線で整理し、入手しやすさ(★)・価格目安・選び方や保存・アレンジまでまとめてご紹介します。
フェンネルとは
フェンネルには大きく分けて3種類があります。
- フェンネルシード:乾燥させた種。カレー、ソーセージ、パン、ピクルスなどに使用。
- フェンネルリーフ:細かい葉先。魚料理やサラダの香り付けに使用。
- フィノッキオ:株を野菜として食べる品種。サラダやグリルに。
価格はスパイス瓶(20〜30g)で税込200〜500円、リーフは生鮮で税込150〜300円(1束)、株は税込300〜500円が目安です。
フェンネルはどこに売ってる?(販売チャネル別ガイド)
スパイス専門店・輸入食材店(★★★★★ / 税込200〜600円)
カルディコーヒーファーム/成城石井/北野エース/富澤商店/GABAN取扱店など。
スパイス瓶入りのフェンネルシードが通年入手可能で、産地や粒の大きさも選びやすい。
大型スーパー(★★★★☆ / 税込200〜500円)
イオン/イトーヨーカドー/西友/ライフ/マックスバリュなど。
スパイス棚でフェンネルシードを、青果コーナーでリーフや株が季節限定で見つかります。
地域スーパー(★★★☆☆ / 税込200〜500円)
ヤオコー/いなげや/オオゼキ/アピタ/フジ/サンリブなど。
特にハーブリーフは入荷時期が限られるため、事前に青果売場を確認すると安心。
ハーブ専門店・園芸店(★★★☆☆ / 税込150〜400円)
ハーブ苗の直売所/園芸センター/ホームセンター園芸コーナーなど。
生のフェンネルリーフや苗を購入でき、自宅で育てて長期間収穫可能。
ディスカウントストア(★★★☆☆ / 税込150〜400円)
ドン・キホーテ/業務スーパー/トライアルなど。
輸入スパイスや大袋入りフェンネルシードが安価で手に入ることも。
百貨店・デパ地下(★★★☆☆ / 税込250〜600円)
伊勢丹/三越/高島屋/大丸松坂屋/阪急阪神など。
高品質スパイスや有機栽培のフェンネルリーフが手に入り、鮮度も良好。
オンライン通販(★★★★★ / 税込200〜2,000円)
Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング/iHerb/スパイス専門ECなど。
スパイス、リーフ、苗、種子まで幅広く入手可能。オーガニックや業務用大袋も豊富。
今ほしい人の最短ルート
① 大型スーパー — スパイス棚や青果コーナーをチェック。
② カルディや成城石井 — 輸入スパイスや珍しい品種を確実入手。
③ 園芸店やホームセンター — 苗を買って長期利用。
④ 通販 — スパイスから苗まで選び放題、確実入手。
買う前のポイント
- 形態の確認:スパイス用の種、料理用の葉、野菜用の株で販売場所が異なる。
- 産地:インド産は香りが強く、地中海産は甘味がやや強い。
- 容量と用途:日常的に使うなら小瓶、業務や頻繁な利用は大袋。
買った後のポイント
- 保存:スパイスは密閉容器で直射日光・湿気を避け常温保存、リーフは冷蔵庫で。
- 活用例:カレー、ソーセージ、魚の香草焼き、ピクルス、パン、ハーブティー。
- 挽きたて:種は使う直前に軽く潰すと香りが際立つ。
Q&A よくある質問
Q. フェンネルはスーパーで年中買える?
A. スパイス(種)は年中買えますが、生葉や株は季節や地域によって入荷が限られます。
Q. フェンネルとディルの違いは?
A. 見た目が似ますが、フェンネルは甘い香り、ディルは爽やかで少し辛味があります。
Q. フェンネルは生で食べられる?
A. 葉や株は生食可で、サラダやカルパッチョに合います。
まとめ
結論:確実に買うならカルディ・成城石井や大型スーパー、育てるなら園芸店、珍しい品種や大容量は通販。
フェンネルは香りと彩りを一度に加えられる万能ハーブ&スパイスで、料理の幅をぐっと広げてくれます。