紅麹(べにこうじ)は、米などの穀物に紅麹菌(Monascus属)を培養して作る発酵素材。
天然の赤色料として料理・菓子に色と風味を与えるほか、健康食品(サプリ)としても流通しています。
この記事では、具体的な実店舗名つきの入手先を“買いやすさ(★)・価格相場”で整理し、選び方・活用法・保存・安全の要点まで見やすく解説します。
紅麹とは
蒸した米などに紅麹菌を繁殖させた伝統食材。鮮やかな紅色(ベニコウジ色素)と、発酵由来のまろやかさが魅力です。
形態はパウダー、紅麹米、顆粒/エキス、サプリ(カプセル・錠剤)など。
紅麹どこに売ってる?(販売チャネルガイド)
スーパー(★★★★☆)
イオン/イトーヨーカドー/ライフ/西友/マルエツ/コープ/まいばすけっと/成城石井/紀ノ国屋/北野エース/コストコ など。
健康食品・製菓材料・中華食材の棚で発見例あり。店舗・時期で品揃え差があるため、イベント(中華・沖縄フェア等)も狙い目。
相場:料理用パウダーは100gでおよそ500〜1,200円、紅麹米は100gで300〜800円前後。
自然食品店・オーガニック系(★★★★★)
ビオセボン/ナチュラルハウス/こだわりや など。
無添加・原料産地や製法が明記された商品が中心で、少量から品質重視で選びやすい。
輸入・専門グロサリー(★★★★☆)
カルディコーヒーファーム/ジュピター/北野エース/成城石井。
料理用パウダーや紅麹を使った加工品(味噌・調味料)に出会えることも。
中華食材専門店(★★★★★)
横浜中華街の中華食材店群/上野アメ横の中華食材店/新大久保のアジア食材店 などローカルの専門店。
料理用の紅麹パウダー・紅麹米の定番入手先。色味が濃いタイプ・大容量も見つかりやすい。
業務スーパー(★★★★☆)
一部店舗で大容量パウダー・紅麹米を取り扱い。仕込み量が多い人、コスパ重視に最適。
デパ地下・百貨店(★★★★☆)
三越伊勢丹/高島屋/大丸松坂屋 などの発酵・伝統食品コーナー。
紅麹みそや紅麹を使った加工品、少量高品質のパウダーに出会える場合あり。
ドラッグストア(★★☆☆☆)
マツモトキヨシ/ウエルシア/スギ薬局/ツルハ などはサプリ形態が中心。食品用パウダーの店頭取り扱いは少なめ。
ディスカウントストア(★★☆☆☆)
MEGAドン・キホーテ/ロジャース/トライアル などで、サプリや加工食品が不定期入荷。狙った形態(粉/米)が常にあるとは限らない。
オンライン通販(★★★★★)
Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング ほか、製菓・発酵食品系の公式ECで、粉・米・サプリ・業務用まで横断比較可能。
レビューで色の濃さ/溶けやすさ/風味/カプセルの飲みやすさなどを確認すると失敗しにくい。
今すぐ手に入れたい人の最短ルート
① 中華食材専門店(横浜中華街・アメ横・新大久保 など)— 料理用を確実に。
② 自然食品店(ビオセボン・ナチュラルハウス 等)— 無添加・製法明記で安心。
③ 業務スーパー — 大容量でコスパ◎。
④ 通販(Amazon・楽天・Yahoo!)— 地域在庫に左右されず確実、比較も容易。
⑤ 大型スーパー(イオン・イトーヨーカドー・ライフ 等)— イベント期や大型店で発見率UP。
買う前に確認したいポイント
- 用途:料理用(色付け・風味)か、健康食品(サプリ)か。
- 形状:パウダー/紅麹米/顆粒・エキス/サプリ(カプセル・錠剤)。
- 表示:原材料・製法・添加物有無・ロット情報・製造者の明記。
- 容量:小分け(20〜50g)〜業務用(500g〜1kg)。
- 価格相場:パウダー100g=約500〜1,200円、紅麹米100g=約300〜800円、サプリ1か月分=約1,000〜3,000円。
- 安全情報:回収履歴の有無や、カビ毒等の検査が開示されていると安心。
買った後の活用ポイント
- 保存:直射日光・高温多湿を避け、密閉容器で。長期は冷暗所推奨。
- 料理:紅麹みそ・漬け床・紅麹酒・パン/焼き菓子の色付けに。加熱や強酸で退色しやすいので、仕上げに一部足すと発色が映える。
- 配合目安:色付けは材料総量の0.5〜1%程度から少しずつ。
- サプリ:用量を順守。体調変化があれば中止・相談。
安全に関する注意
- 一部サプリに回収・健康被害報道の経緯あり。由来・製造者・検査体制が明確な商品を選ぶ。
- 既往症や服薬中、妊娠・授乳中は事前に医師・薬剤師へ相談。
- サプリは食品。医薬品代替ではないため、過量摂取は避ける。
Q&A よくある質問
Q. パウダーと紅麹米、どちらが使いやすい?
A. 手早く均一に色付けしたいならパウダー、漬け込み・発酵工程や穏やかな風味重視なら紅麹米がおすすめ。
Q. どのくらい入れると濃く発色する?
A. まずは0.5%から。濃くしたい場合は段階的に増やし、風味の出すぎに注意。
Q. スーパーならどこが見つけやすい?
A. イオン・イトーヨーカドー・ライフ・西友・成城石井・北野エース・コストコなど大型店での発見例が多め。店舗・時期で差があるため、在庫は事前確認が確実。
まとめ
結論:料理目的は中華食材専門店/大型スーパー(成城石井・北野エース等)、品質重視はビオセボン・ナチュラルハウス、大量使用は業務スーパー、確実&比較重視は通販が最適。
用途・形状・表示・安全情報をチェックして、紅麹の色と発酵の魅力を賢く取り入れましょう。