「十四代」の蔵元として知られる高木酒造が手がける本醸造酒「朝日鷹」。
飲食店で飲んでその味に惚れ込み、「家でも飲みたい」と思っても、意外と売ってる場所がわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、朝日鷹を実際に買える店舗や通販、流通状況をわかりやすくまとめています。定価や購入時期の目安も解説するので、手に入れたい方はぜひ参考にしてください。
朝日鷹とは
朝日鷹(あさひたか)は、山形県村山市の高木酒造が醸造する本醸造酒です。
“幻の日本酒”と名高い「十四代」と同じ蔵で造られていることから、品質は折り紙付き。
口当たりはやさしく、米の旨みがじんわり広がる穏やかな味わいで、日本酒初心者からベテランまで広く愛されています。
一部では「十四代の弟分」とも呼ばれていますが、地元流通を中心にしており、全国的にはなかなか見かけません。
山形県内の地元酒屋で売ってる?
朝日鷹の入手ルートで最も確実なのが、蔵元のある山形県内の特約酒販店です。
たとえば、山形市や村山市の地元酒屋では、毎年12月〜春先にかけて新酒の「朝日鷹 生貯蔵酒」が数量限定で入荷します。
価格は1.8Lで3,000円前後と、非常にコストパフォーマンスが高いのも魅力。
ただし、ほとんどの店舗で「お一人様1本まで」など購入制限があり、開店前から並ぶ必要があることも少なくありません。
都内・全国の酒屋で売ってる?
高木酒造の特約店の中には、都内や大阪、名古屋など大都市圏に店舗を構える酒屋もあります。
ただし、十四代の入荷同様、朝日鷹の入荷量も非常に少ないため、「入荷されてもすぐ完売」「店頭には並ばないで常連に回る」ケースがほとんど。
運よく並んでいればラッキーというレベルです。店頭販売される場合でも、定価以上のプレミア価格になっていることがほとんどです。
スーパー・百貨店で売ってる?
ごく稀に、成城石井や高級スーパーの日本酒コーナーに並ぶこともありますが、基本的には常設されていません。
百貨店(高島屋・三越など)の日本酒フェアで取り扱われることもありますが、それも年に数回程度。
地方の大型スーパーでの販売実績もごくわずかで、スーパーで手に入れるのは難しいと考えておいた方が良いでしょう。
ドン・キホーテで売ってる?
ドン・キホーテでは朝日鷹の取り扱いは確認されていません。
安売りのイメージが強いドンキでは、高木酒造系のようなプレミアム酒はほとんど入荷しないのが現状です。
探すのであれば、地酒専門の酒屋か通販サイトの方が確実です。
通販で買える?
朝日鷹は楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどで流通していますが、定価で買えることはほぼありません。
1.8Lの価格は6,000〜10,000円前後と、定価の約2倍〜3倍になっているケースが多く見られます。
それでも「確実に手に入れたい」「地方に住んでいて買いに行けない」という方にとっては、通販が現実的な選択肢です。
購入場所 | 容量 | 価格目安 |
---|---|---|
山形の地元酒屋 | 1.8L | 約3,000円(定価) |
全国の特約店 | 1.8L | 5,000円〜7,000円 |
百貨店・スーパー | 1.8L | 入荷希少、価格不定 |
通販(楽天・Amazonなど) | 1.8L | 6,000円〜10,000円 |
Q&A:よくある質問
Q. 朝日鷹の定価はいくらですか?
定価は1.8Lでおよそ2,860円(税込)〜3,080円程度です。山形の酒屋ではこの価格で販売されています。
Q. 十四代との違いは?
朝日鷹は本醸造酒で、十四代は純米酒・純米吟醸など高級ラインが中心。
使用する米や精米歩合、価格帯が異なりますが、同じ蔵元なので品質への信頼感は共通です。
Q. 一般の酒屋で予約できる?
基本的には予約不可、店頭販売のみの店舗が多いです。
入荷しても数本のみのため、予約受付を行うとトラブルになるケースがあるからです。
Q. どの時期に手に入りやすい?
12月から翌年春にかけて、新酒の生貯蔵酒が出回ります。
この時期がもっとも流通量が多く、購入のチャンスです。
まとめ
朝日鷹は、高木酒造が造るコストパフォーマンスに優れた本醸造酒でありながら、その入手難度は高い部類に入ります。
確実に購入したいなら山形の地元酒屋を訪ねるのがベストですが、住んでいる地域や時期によっては難しいことも。
その場合は通販を利用するのも選択肢のひとつです。ただし価格はプレミアム化している点を理解しておきましょう。
出荷時期である冬〜春を中心に、こまめに情報をチェックすることが大切です。