種麹(たねこうじ)は、味噌や醤油、日本酒、甘酒など、日本の発酵食品づくりに欠かせない“麹菌のタネ”です。
家庭で自家製味噌を仕込んだり、塩麹や甘酒を作ったりする際に用いられ、近年の発酵ブームや健康志向の高まりから注目を集めています。
しかし「スーパーで買えるの?」「専門店に行かないと手に入らない?」「通販ならどんな種類がある?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、種麹がどこで売っているのかを販売チャネル別に徹底解説します。
種麹とは?
種麹とは、蒸した穀物に麹菌(アスペルギルス・オリゼーなど)を繁殖させるために使う菌種です。
「麹を育てるための菌のスタートパック」と考えると分かりやすいでしょう。
味噌・醤油・みりん・甘酒・焼酎など、さまざまな日本の伝統食品はこの種麹から生まれます。
商品は粉末状や粒子状で販売され、米用、豆用、麦用、黒麹など種類も豊富。
保存は冷蔵や冷凍が基本で、少量でも広範囲の仕込みに利用できるのが特徴です。
スーパーに売ってる?
一般的なスーパー(イオン、イトーヨーカドー、西友など)では、種麹はほとんど販売されていません。
店頭で見かけるのは「乾燥麹」や「甘酒」「塩麹」など、すでに麹が完成した商品が中心です。
発酵原料そのものは専門性が高く、スーパーでは入手困難と考えてよいでしょう。
コンビニに売ってる?
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニでは、種麹の取り扱いはありません。
健康志向の商品や発酵食品はありますが、仕込み用の原料は扱われていないため、期待はできません。
ドラッグストアに売ってる?
マツモトキヨシやウエルシアなどのドラッグストアも、種麹の取り扱いはほぼなしです。
健康食品や介護食コーナーに発酵食品は並びますが、原料そのものは見つかりません。
仕込み目的の方は別ルートで探す必要があります。
業務スーパーに売ってる?
業務スーパーは調味料や輸入食材が豊富ですが、種麹の常設はありません。
まれに中国産のおかゆや麹関連商品は見かけるものの、発酵用の専門的な種麹は期待できないため、別の販売チャネルを利用しましょう。
カルディに売ってる?
カルディでも和風の種麹は取り扱われていません。
ただし韓国や中国などアジアの発酵調味料、甘酒風の飲料などはあるため、麹文化に触れるきっかけにはなります。
本格的に種麹を探す場合は通販や専門店が確実です。
成城石井に売ってる?
成城石井は健康志向の商品が多く並びますが、種麹そのものはほぼ販売されていません。
ただし乾燥麹や甘酒、無添加の発酵食品は豊富に揃っているため、関連食品を探すには良い場所です。
デパ地下・百貨店に売ってる?
伊勢丹や高島屋、大丸などの百貨店では、地方特産の発酵食品や味噌・醤油のギフトセットが見つかります。
しかし種麹はまず扱われていません。
ただし「発酵フェア」や「物産展」で特別に販売されるケースもあり、稀に入手できることがあります。
食品材料専門店に売ってる?
富澤商店やプロフーズなどの製菓・製パン材料専門店は、家庭で発酵食品づくりを楽しむ人向けに種麹を販売しています。
米麹用や豆麹用など、小分けパック(20g前後)が中心で、価格は500〜700円ほど。
大都市圏やオンラインショップでの購入が便利です。
専門種麹店に売ってる?
もっとも確実に購入できるのが専門の種麹店です。
老舗や地域ごとの麹屋があり、種類・品質ともに本格派の商品が揃います。
代表的なお店には以下があります:
- 糀屋三左衛門:米・豆・麦・黒麹など幅広く展開。
- 河内菌本舗:黒麹や泡盛・焼酎用に強い。
- 石黒種麹店:明治創業、北陸で唯一の種麹専門店。
- ビオック:業務用から家庭用まで幅広く展開。
これらはオンライン通販にも対応しているため、地方在住でも安心して購入可能です。
通販に売ってる?
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでは、種麹が豊富に揃っています。
菱六の「長白菌」や、秋田今野商店の種麹、糀屋三左衛門の各種麹など、用途別に選べるのが魅力です。
価格は20gで500〜700円前後、100gで2,000円前後、業務用は500g〜1kg単位もあります。
レビューやランキングを参考に、自分に合ったものを選びましょう。
販売チャネル比較表
チャネル | 入手しやすさ | 主な例 | 特徴・コツ |
---|---|---|---|
スーパー | ★☆☆☆☆ | イオン、西友 | 完成品麹はあるが種麹はなし |
コンビニ | ☆☆☆☆☆ | セブン、ローソン | 取り扱いなし |
ドラッグストア | ☆☆☆☆☆ | マツキヨ、ウエルシア | 発酵食品はあるが種麹なし |
業務スーパー | ★☆☆☆☆ | 業務スーパー | 輸入麹や関連食品はあるが少数 |
カルディ | ★☆☆☆☆ | カルディ | アジア調味料はあるが和麹はなし |
成城石井 | ★☆☆☆☆ | 成城石井 | 乾燥麹はあるが種麹なし |
デパ地下 | ★☆☆☆☆ | 伊勢丹、高島屋 | イベント時に特例販売あり |
食品材料専門店 | ★★★☆☆ | 富澤商店、プロフーズ | 小分け販売あり、初心者向け |
専門種麹店 | ★★★★★ | 糀屋三左衛門、河内菌本舗 | 種類豊富、品質も高い |
通販 | ★★★★★ | Amazon、楽天 | 種類・価格比較しやすい、最も入手しやすい |
※この記事の内容は執筆時点での参考情報です。商品の取り扱いや価格は時期や地域によって変わることがあります。
通販での選び方
- 初心者:20gの少量パックで米麹用を選ぶと扱いやすい。
- 味噌や醤油を仕込みたい人:豆麹用や麦麹用を選ぶと良い。
- 焼酎・泡盛づくり:黒麹菌や白麹菌など専用タイプを選ぶ。
- 大量仕込み:100g以上や業務用サイズでコスパ良く。
今すぐ欲しい人の最短ルート
- 通販:Amazon・楽天なら翌日配送対応が多く確実。
- 食品材料専門店:富澤商店やプロフーズの実店舗。
- 専門店通販:糀屋三左衛門や河内菌本舗の公式ショップ。
価格の目安
- 20g:500〜700円
- 100g:2,000円前後
- 業務用500g〜1kg:3,000〜6,000円
保存方法
- 冷蔵保存が基本。
- 長期保存する場合は冷凍が安心。
- 開封後はできるだけ早めに使い切る。
おすすめの使い方
- 自家製味噌:豆麹用種麹で仕込み、長期熟成。
- 甘酒:米麹用で発酵飲料を手軽に。
- 塩麹:肉や魚を柔らかく、旨味を引き出す万能調味料。
- 醤油:本格的な自家製醤油づくりに挑戦。
おすすめの食べ方
- 塩麹漬け肉:鶏肉や豚肉を塩麹に漬け込み、焼くだけでジューシーに。
- 塩麹野菜炒め:キャベツやきのこを塩麹で炒めて旨味アップ。
- 甘酒スムージー:果物と甘酒をミキサーにかけてヘルシードリンクに。
- 味噌汁:自家製味噌で作ると香り高く格別の味わい。
- 発酵漬物:きゅうりや大根を麹漬けにして発酵食品を日常に。
Q&A
Q. 種麹と乾燥麹の違いは?
A. 種麹は「麹を育てるための菌のタネ」、乾燥麹は「すでにできた麹」で、役割が異なります。
Q. 初心者でも使える?
A. はい。少量パックなら家庭でも簡単に利用可能です。
Q. 一番確実に買える場所は?
A. 通販と専門店です。特に通販は種類・量ともに豊富で便利です。
まとめ
種麹はスーパーやコンビニではまず手に入らず、食品材料専門店・専門種麹店・通販が主な入手ルートです。
少量から業務用までラインナップが揃う通販を利用するのがもっとも確実で、種類も豊富。
自家製味噌や甘酒、塩麹など、発酵食品づくりを楽しむなら、まずは少量の種麹からチャレンジしてみましょう。