氷餅(こおりもち)は、見た目が雪のように美しく、繊細な口どけが特徴の和菓子素材です。主に季節の上生菓子の飾りや、茶席用のお菓子として使われていますが、普段のお菓子作りに取り入れる人も増えてきています。
ただ、スーパーではあまり見かけず、「どこに売ってるの?」「和菓子屋さんに行けばあるのかな?」と疑問に感じる人も多いでしょう。
この記事では、氷餅を購入できるお店や、入手しやすい販売ルートをわかりやすく紹介します。
氷餅とは
氷餅とは、もち米を凍らせて乾燥させた保存性の高い食品で、粉末状やシート状に加工されることもあります。もともとは寒い地域の保存食として作られてきましたが、現在では和菓子のトッピングや、料理の演出に使われることが多くなっています。
ふわっとした口当たりと、ほのかな甘みが魅力で、見た目にも涼やかな印象を与えてくれます。
販売チャネル別 入手しやすさと価格目安
販売チャネル | 入手しやすさ | 価格の目安 |
---|---|---|
ネット通販(Amazon・楽天など) | ◎ | 6本入り 約1,300〜1,600円 |
富澤商店 | ◯ | 6本入り 1,450円前後 |
和菓子専門店 | ◯ | 1包 約1,300〜1,600円 |
スーパー | △ | 店舗限定。200〜500円程度 |
百貨店(デパ地下) | △ | 高級和菓子に添えられていることあり |
ネット通販
氷餅をもっとも手軽に確実に手に入れたいなら、Amazonや楽天などのネット通販が便利です。
富澤商店や和菓子材料専門の店舗が出品しており、品質も安定しています。6本入りのタイプで1,300〜1,600円前後が相場で、送料を加えても店舗に行く手間を考えればコスパは悪くありません。
特に製菓用として使う方には、まとめ買いもおすすめです。
富澤商店
製菓材料専門の富澤商店では、業務用の氷餅を取り扱っています。オンラインと一部の実店舗で購入可能です。
6本入り125gのパッケージが1,450円前後で販売されており、品質が良く、和菓子作りにも適しています。
在庫の有無は時期によって変わるので、事前に確認すると安心です。
和菓子専門店
京都や長野など、伝統的な和菓子文化が根付いた地域では、氷餅を単体で販売している専門店も存在します。
また、季節の上生菓子などに添える飾りとして使われていることもあります。
ただし、どの店舗でも常時取り扱いがあるとは限らず、限定販売や予約対応の場合もあるため、訪問前に問い合わせておくのが確実です。
スーパー
一般的なスーパーで氷餅が置かれているケースは非常に少ないです。
年末年始や和菓子特集など、季節限定の催事で取り扱われることはありますが、通年販売されていることはほとんどありません。
一部の高級スーパーや、和菓子に力を入れている店舗で見かける程度なので、探し回るより通販を利用する方が早いかもしれません。
百貨店(デパ地下)
伊勢丹や高島屋などの百貨店の和菓子売り場では、氷餅そのものではなく、氷餅を使ったお菓子として並ぶことがあります。
たとえば、上生菓子の装飾として氷餅が添えられていたり、お中元やお歳暮用の高級菓子セットに含まれていることも。
単品購入は難しいですが、実際に見て楽しむなら百貨店も選択肢のひとつです。
Q&A
- Q. 氷餅はどの店舗で確実に買えますか?
- A. 一番確実なのはネット通販です。Amazonや楽天なら在庫も安定しています。
- Q. スーパーで見つかることはありますか?
- A. ごく一部のスーパーや催事で並ぶことはありますが、基本的には期待できません。
- Q. 氷餅の価格帯は?
- A. 6本入りで1,300〜1,600円前後が目安です。専門店や百貨店では少し高めになることも。
- Q. 自分で作ることはできますか?
- A. 凍らせて干すという手間がかかるため、手作りも可能ですが、市販品の方が手軽です。
まとめ
氷餅は、美しく上品な見た目と独特の食感で人気のある和菓子素材ですが、取り扱っている店は限られています。
もっとも手軽で確実に入手できるのはネット通販で、製菓材料店の富澤商店や専門の和菓子店も選択肢に入ります。
スーパーや百貨店では見つかる可能性が低いため、あらかじめ狙いを絞って探すのが賢明です。